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印鑑

約9年前印鑑を作ることになり象牙の印鑑を、約60万円でつくりました。そのころは今のお仕事はしていません。その当時”運”もお金で買えるのなら買いましょうというのが、そして少しでも高価なものを買えば運も上がるといった考えの持ち主でした。買ったあと自己満足だけがありました。それから特に何事もなく1年が過ぎ人を鑑定する前に自分から自分を見ようと思い高価な自分の印鑑を鑑定しました。まず手で握った感じが感触悪く、右、左と自分が揺れる感じがしました。自分に馴染まないんですよ。もったいないけれど使えない印鑑でした。3本中2本はだめでした。印鑑店に行って2本新しいのつくりました。材料になる象牙、黒水牛、あと一番安い材料名前忘れましたが、この3種類の中から私が選んだものは一番安いものでした。選び方は手で握って違和感のないものです。
世の中の人は皆幸せになりたいですよね。高価な物を買っても幸せにはなりません。運命を動かすのは物ではなく自分自身です。
梅乃も初めから完璧ではありません。色々経験して今の私がいるのです。
所で何故馴染めない物を持つとだめなのかと言うと、明日お話いたします。

2002年02月24日